11・21軍艦島で強制労働はなかったのか

 2020年11月21日、浜松市内で日韓文化講座・浜松の主催で「軍艦島で強制労働はなかったのか」講座がもたれ、20人ほどが参加した。
 講座では、NHK福岡制作の「追憶の島」を題材に、明治日本の産業革命遺産での軍艦島をめぐる歴史認識の実態が提示されるとともに韓国での問題意識を示す映像の解説もなされた。それにより、この産業遺産が、ユネスコの「心に平和の砦」を作るという精神に反し、日本ファーストの発想のもと、過去の強制労働の歴史を否定するものとなっていることが示された。
 現在の支配権力は、韓国の植民地化を合法とし、その下での動員を正当化し、すべては日韓請求権協定で終わったとし、2018年韓国での強制動員判決を、国際法違反としている。加害者が被害者面をし、韓国への嫌悪をあおっているのである。またそれを容認する者たちもいる。参加者は、そのような志向は、戦時の産業報国、内鮮一体、労資一体、アジア解放の聖戦という戦争時の思想と同様なものであるとし、植民地支配の不法性から歴史をとらえなおし、日韓の友好を進めることの大切さを語り合った。(T)